カルアミルクの流儀

カルアミルクをわかりやすくする日記

これまで取得した資格を難易度ランキング別に紹介!

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私が尊敬する弁護士兼会計士のjiji先生がこんな企画をしていたので、

私も似たようなことをやってみます!

多分一般の人よりムダに資格をいっぱいとってきているので、

多少見ごたえがあるかも!?

北は会計、東は工場関係、西は金融、南はITと、はばひろーく収録!

一部資格じゃないのもあります。

 

 

一位 公認会計士 短答式試験(一次試験)

お前まだ合否出てねーだろ!という突っ込みは至極ごもっともですが、

これをいれないとランキングが一気にしょぼくなってしまうので許してぴょん。

↑2023/01/20 合格していました!

 

はい、私がこの記事で紹介する資格の中では異次元の難易度です。

一位と二位の差が大きく離れてしまっています(笑

 

①勉強時間

私の場合は10か月勉強に費やし、計2100時間ほどでした。一般的に短答式に突破するには最低2000時間、平均3000時間必要と言われているので、かなりコスパよく勉強できたと思います。

短答式試験は大きく五科目に分かれておりますが、

財務会計論 計算 645時間

財務会計論 理論 265時間

管理会計論    596時間

企業法      321時間

監査論      284時間

という勉強時間の内訳になっております。

じつは会計士試験という名前のわりに、電卓をパチパチたたく問題は

500点満点のうち、180点しかでません。思ったより暗記勝負な問題が多いです。

とはいえ、計算が最も得意不得意を分け、できない人は全く点数を稼ぐことができないので、計算を得意にすることが会計士試験を突破するうえで最も重要です。

 

会計士試験にはトレンドがありまして、

例えば、一昔前は「企業法は満点が狙える、少なくとも90点はほしい」

と言われていた時代があります。

今こんなこと言ったら笑われます。ここ数年の企業法は例年過去最高難易度を

更新し続けているため、コケないこと(ほかの合格者の平均程度の点数を守ること)

が何よりも大事になっております。

(先生、こんなに難しくすることに何の意味が・・・?)

 

逆に管理会計論。1年前まではとにかく難易度が異常で、

55点とれればOKなので日頃の勉強も深入りしなくてよい、

と言われていましたが、直近二回の試験では、70点は取らないと

厳しい戦いになってしまいました。

このトレンドを見誤ると、企業法に時間をかけてしまったり、、

管理会計論はどうせ誰もできないから大して勉強しないといった、

間違った勉強法をしてしまいます。

 

②合格率

一次試験と二次試験では全く合格率が異なります。

まずは一次試験から。

以前は10%前後あったようですが、近年会計士受験者が激増したせいで、

7~8%ほどに合格率が低下してしまっています。

また、受験者の質が結構高いので、7~8%という数字以上に難しい試験なように思えます。

会計士を目指して予備校に通った人が、最後の授業を受講する割合は3~4人に1人。

ほかの人は膨大な受験範囲と難解な問題についてこれず、ドロップアウトしてしまいます。

そういった最後の授業に残った歴戦の修羅が、少ない席をかけて戦う様は

北斗の拳修羅の国のようです。

もちろん、記念受験(受験資格がないので記念に受ける人もいるようです)

や授業は消化したけど大して勉強をしていない人も一定数いますが、やはり

厳しい勝負になることは間違いないでしょう。

 

二次試験は35%ほど?あります。

一次試験を突破したという、修羅の国でいう羅将に当たる人たちが

争うのでこちらも合格率の数字以上に難しい試験です。

 

二位 大学入試(横浜国立大学 経営学部 経営学科)

じつは私は高校のころは全く勉強しておらず、宿題も朝早く来て友人のを写してた

だけという今思うとゴミのような学生時代を送っておりましたが、

高校3年からちょくちょく勉強を開始し、

1,2年の時も授業だけはマジメに聞いていたのでなんとか滑り込むことができました。

①勉強時間

昔すぎてわかりません!家で勉強した時間は全くないですね。

(高校三年からは自習室で勉強していました)

 

②合格率

これも不明です。横国経営学部はセンター試験のみで合否が出る(二次試験がない)

仕組みになっておりまして(今は知りません)

だいたい例年8割とればOKでした。また、社会は一科目のみ(文系は本来2科目)

でOKなので、実は横国という名前の割に入りやすいのが特徴です。

内申点が考慮されますので定期テストの点数が低いと苦しい)

私の年はセンター試験が大幅に難化したので、たしか7割5分くらいしかとってませんでしたが合格でした。

(国語はふえーやふえーやチョッ!、英語は555-456-0721の年です)

 

三位 TOEIC 470点

ここからランクがガクっと落ちます(笑)

センター試験で英語180点取ったのも過去の話です。

 

社会人一年目にTOEICを強制的に受けさせられたときに取得。

高校三年の時以降英語は勉強していないので、

5年も経てばすべてすっからかんですね。トホホ。

これを読んでいる高校生ちゃんたちは、大学入ったらすぐにTOEIC

受けたほうがいいですよ。

三位に設定した理由は、さすがに英語を全く知らない状態から

470点を取るにはそれなりの時間がかかりそう、という理由です。

 

①勉強時間

TOEICに向けた勉強は0分です。

 

②合格率

合格という概念はありません。

 

四位 Java™プログラミング能力認定試験 三級

ここからITの資格も入ってきます。こちらは私が持っている資格の中では

珍しく民間の資格です。

JAVAで有名は資格としてJAVAブロンズやJAVAシルバーがありますが、

受験費がかなり高額(JAVAブロンズでも税抜き13600円)のため、

知名度は低くともブロンズと同じくらいの難易度のこちらを受験しました。

 

記号で答える問題なので、実際にコードを書くことはないのですが、

それでも実際にコードをかけるレベルの知識を持ってないとなかなか難しい資格です。

60%以上の得点率で合格ですが、配点はコードの穴埋めが多数を占めます。

後述する国家資格たちは無勉でも常識や感覚で解くことができる問題も多く、

また、過去問とまるっきり同じ問題がよく出るので、一日勉強すれば合格できるものもありますが、

プログラミングは知識がないと解けない上、過去問と同じ問題は出ないので、

私の所持する資格の中では難易度高めです。

(当然プログラミングの資格としては初歩の初歩ですが)

 

①勉強時間

一か月ほど。職業訓練校時代に取得。

過去問集が学校においてあったのでそれを利用。

また、JAVAの基礎知識は授業でテキストベースでおさえました。

 

②合格率

65%ほどです。高めですが、合格率3割ほどの乙四なんかよりははるかに難しいです。

 

五位 ITパスポート

有名な国家資格、ITパスポートです。

IT、と謳っている割にはITと直接関係ないマネジメントや経営学といった

科目も出題されます。

現在はWEB試験も普及しており、だれもがいつでも受けられる資格になっております。

注意点として、私が受けていた時代のWEB試験はかなり問題が難しく、

問題集とかに載ってるような優しい問題はあまり出題されなかったように思えます。

合格基準は六割でしたが、問題によって得点比率が変わるシステムになっているようです。

(簡単な問題ほど高得点?)

 

ITパスポートと聞くと、IT上級者たちからは「そんな資格持っててもムダ」とか、

基本情報技術者以上じゃないと意味がない」といった厳しい声がよくあがります。

しかし、全くそんなことはなく、IT未経験がIT系に転職の際に持っていたりすると

話のタネになったり一定の評価を得られたりすることもあるようです。

これはネットの意見ではなく、実際に未経験からITの世界へ転職活動をした私の友人たちから直接聞いています。

 

①勉強時間

一週間ほどでした。市販のテキストや過去問.comでひたすら問題を解きまくりました。

大学が経営学部だったこともあり、経営学は無勉でもそれなりに点数が初めから

取れていたので、未経験の方は二週間ほどはかかるでしょう。

仕事しながらゆっくり勉強したとしても、1か月ほどあればだれでも合格できると

思われますので、試験としては簡単な部類です。

 

②合格率

5割ほどだった気がします。ITパスポートも学校や職場で強制的に受けさせられる

ことも多く、やる気がない人が一定数いる関係上、

試験の難易度に対して、合格率が低めです。

繰り返しますが、勉強をすれば誰でも受かる資格です。

 

六位 第一種衛生管理者

社会人2年目の時にとった資格です。

(会社員時代、マネージャーに昇格する際に必要だったため、

 7年以内に必ず取らされる資格です。)

 

・「関係法令(労働基準法労働安全衛生法)」

・「労働衛生」

・「労働生理」

 

という3つの科目から出題される国家資格です。

労働者が常時50人以上いる事業場では、1人以上の衛生管理者を選任する必要がありますので、一定の需要がある資格です。

ちょっとした受験資格が必要で、だれでも受験することはできません。

私は1年以上労働安全に携わった、という要件を備えたときに受けました。

 

①勉強時間

約2週間ほど。働きながらの取得のため、

1日2時間ほどの勉強時間だったように思えます。

 

②合格率

45%ほどのようです。2人に1人は落ちるため、難しい資格なんじゃないか、

と思われるかもしれませんが、前述のように、会社によっては強制的に受けさせられます。

やる気がない受験者も多いため、相対的に合格率が低くなっております。

 

公式が出しているテキストがあり、そのテキストから素直に

出題されるので、一部を除き、問題の内容も簡単です。

 

七位 危険物取扱者乙種4類

有名な国家資格、乙種4類です。

危険物を取り扱う際に必要になる資格です。

危険物には1類から6類までありますが、その中でも4類が圧倒的に人気です。

なぜなら4類の危険物とは「ガソリン、軽油」といった身近な危険物が該当するからです。

こういった引火性液体を扱う際に必要となる乙4は、

工場やガソリンスタンドで必須になり、受験者も多い傾向があります。

(ゲームでよく出てくるニトロとかは5類だった気がします。資格的な人気なし。)

受験資格はありません。

 

試験科目には、

1.危険物に関する法令

2.基本的な物理学及び基本的な化学

3.危険物の性質ならびにその火災予防及び消火の方法

の3科目があり、すべての科目で6割を取らないと不合格です。

社会人2か月目に取りました。

 

①勉強時間

こちらも2週間ほど。

平日は1日2時間ほど、休日はけっこうしっかり時間をかけました。

「マンガでわかる乙種4類」という本で勉強した後、

公式が出している問題集で勉強しました。

たった2週間ほどしか勉強していませんが、私はなんと!満点を取ったので、

これでも過剰勉強でした。合格だけなら1週間でも大丈夫だと思います。

 

②合格率

30~40%を推移しています。

結構低いように見えますが、こちらも会社から強制的に受けさせたれる人が多いため、

受験者の質が低く、合格率が下がっています。(私も強制でした)

同じくらいの難易度であるはずの1類や2類は合格率が70%ほどあることを考えると、

いかにやる気がない人たちが合格率を下げているかがわかります(笑)

現に私の先輩もほとんど一回は落ちてます。やる気がないと勉強はできませんね。

満点取った私が言います。難易度はかなり低いです。誰でも絶対取れます!

 

八位 ファイナンシャル・プランニング技能検定3級

こちらも有名な国家資格です。家計の専門家になるために、

  • 家計管理
  • 老後の生活設計
  • 教育資金
  • 住宅資金
  • 資産運用
  • 税制
  • 保険
  • 相続・贈与

といった科目を学んでいきますが、3級程度では深い知識は問われません。

また、6割で合格ですが、前半は〇×のみしか問われません。

結果、知らなくても2分の1の確率で正解するため、ひじょ~に簡単な資格です。

そのような理由で、この資格を持っていたからといって独占的な仕事は得られず、

家計に関する知識を付けたい、とか、転職の話のタネにしたい、といった用途以外の使い道を探すのは難しそうです。

ちなみに私は家計に関する知識を付けたいために取得しました。

相続のお金の話や、手当の知識は多少つきます。

 

①勉強時間

3日ほど。要所要所の数字さえ押さえられれば誰でも合格できます。

 

②合格率

85%ほどを推移しているようです。

仮にも国家資格ですが、85%という驚愕の数字が出ています。

前述のように、〇×で答える問題が多い、また、常識で解ける問題も多い

ことから人によっては無勉でも運が良ければ合格してしまえます。

 

九位 フォークリフト免許

フォークリフトに乗れる資格です。

五日ほど拘束されますが、だれでも取れます。

学科と実技に分かれており、座学が二日、実技が三日だったような気がします。

座学はあまりのつまらなさにほとんど寝てしまっていたような気もしますが、

試験は受かります。

実技も最後に試験はありますが、だれも落ちないほど簡単な資格です。

仮に落ちても居残りでトライできる機会があるようですが、落ちるほうが難しいので心配無用であります。

 

十位 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者

酸欠や硫化水素中毒の恐れがある現場で指揮・監視ができるようになる資格です

簡単に言いますと、工場には掃除の際などで狭い密室に入ることが

よくありますが、外から密室内の酸素の量を図る人が必ず用意されます。

その人に必要となる資格です。

私は一か月ほど、工場の大規模清掃の時に酸欠の仕事をしていました。

日曜以外は休みなしで、毎日早出しましたが、その月の給料はかなり高くなった思い出があります。

 

試験自体は簡単で、三日ほどの座学の後に実技演習があり、

それに合格すれば資格が付与されます。

 

番外編

学校で取った資格

・英検3級

・歴史検定3級

・家庭科検定3級

・エクセルの表計算の資格

どれもウンチーコングです。

 

落ちた資格

宅建(3点足りず)

・危険物甲種(1点足りず)

これらの反省点としては、独学で勉強してしまったことです。

一定以上難しい資格は通信講座でもいいので、独学でなく学校に通うことを

強くお勧めします。

やはり、プロから教わるのと、独学とでは大きな差があります。

お金はかかりますが、それ以上に得られるものが大きいと思いますね。

もちろん乙4やITパスポートといった簡単な資格は独学で全く問題ないどころか、通信講座はお金がもったいないかもしれません。